PCオーディオfan

なる雑誌を衝動買いしてしまいました。

PCオーディオfan (MOOK21) (MOOK21 AUDIO BASIC)

PCオーディオfan (MOOK21) (MOOK21 AUDIO BASIC)

こらまた狭いジャンルに切り込んでくるな、チャレンジャーだな…
と思ったのですが、よく読んでいくと「どっちつかずの掘り下げ不足、後は値段で判断させる」
みたいな感じだったのでちょっぴり後悔…立ち読みでもよかったかな?

でも、せっかくだからしっかりしゃぶってから手放したいと思います。96KHz/24bit録音されたビオラ・ダ・ガンバの演奏wavファイルがおまけで付いてます。さっそく聞いてみました。


まず、データでか!
そのせいなのか?再生しながら他の作業(Webブラウジング等)をすると音飛びすることが何度かありました。おや?過負荷なのかなと思い、パフォーマンスメータを見ましたが数%台「これはPCの設定かな」と思いましたが、それ以前に大きいスピーカーで聴いてみたいと思い編集用マシンに移動、Wavelabで読み込んでみました。

聞いた感想ですがはっきりとわかるのは「空気感」です。
楽器からマイクまでの間に距離があって、その間に空気があるということ。チェロの「ゾリン」というボウイングのアタック音と胴の周りの空気が共鳴してる感じが手に取る様にわかります。
しかもぐっとレベルを押さえてダイナミクスレンジを大きく取ってあります。小さいところにレベルを合わせて聞いてたら後半盛り上がってすごいことになりました。

この空気感が96kHzによるものなのかどうかはわかりませんが「いい音だなぁ」と感じて2回ほど繰り返して聞いてしまいました。曲や演奏自体は自分の好みのものでは無かったのですが、癒されるような「いい音」というのは何度も聞きたくなるものです。

PCオーディオ…工夫すれば上手に楽しめる分野かもしれません。