お買い物

が重なる時ってのは重なるモノでプロセッサを買ったら続いてビデオのバッテリがダメになりそうこうしているうちに東京出張が近くなって前々から移動時用の音楽プレーヤとデジカメが欲しかったこともありケータイ換えました。でもってそれようのメモリも必要で2GBのものを2K円ほどで購入…というわけで相変わらずとっちらかった毎日です。肝心のレポートやプレゼンはできてません。



久々に日曜休みになったので家族と近所の博物館へ。無料のワークショップ「木の皮で工作しよう」というイベントに参加してきました。旧山形村のバッタリー村から招いた講師さんは山の恵みをいっぱい準備して参加者を待っていてくれました。今回は細く切った樹皮(何の皮だったか失念)を織って一輪挿しを製作するという1時間ほどのプログラム。子どもをだしにしてしっかり楽しんできました。もう、いろんな事の発見ですよ。
「木の皮ってこんなにもしなやかで丈夫で手触りがいいんもんなのか」
「ひもの結び方ってむずかしいな」
「みずき木ってこんなにきれいだったんだ」
終わった後も彼が編んだ簑を身につけさせてもらったり、山の生活の知恵について話を聞かせてもらったりと「体験して知る楽しみ」を満喫しました。やさしさとは強さの裏付けがあるもの。山の生活に誇りを持ち、山の恵みに心から感謝する彼のやさしさがじんわりと伝わってきました。家族が満足したのは言うまでもありません。「今度バッタリー村行ってみよう」

その後、館内のスタンプラリーを楽しんだり、特別に展示してるおひなさまに感心したり…なんか、「やる気あんのか?」って感じだったこの施設が変わろうとしていることを実感しました。

やるじゃん!県博!



でもって夜は職場近隣の博物館施設合同の飲み会。このイベントは年1回なんだけど開催する度にメンバーが増えてきて盛り上がってきました。とはいえ「官」主体の会合ですから「あーこの人来年にはどっかに転勤してるんだろうな〜」って人もいるんですけどね。
今回はおとなり「遺跡の学び館」の学芸員さんとずーっと話し込んでしまいました。すっげー面白かった。正直、「毎日土ばっか掘って何が面白いんだろう」とか思ってたんですが掘り出したものから当時の人の生活を考察していく彼の話を聞いて「この人たちはすっごいイマジネーション豊かな人たちなんだ」ということが分かりました。でもって、今度、土器で鍋パーティやろうってことになりました。「使ってみれば「土器のすばらしさ」がわかりますから」だそうです。

でもってこの人、おじさんが「刀の研ぎ師」なんだそうで、土器の話の次は刀の話で大盛り上がり大会。でもっていきついたのが「話しててもわかんないから1回見に行きましょう。実物にさわって、見れば分かりますから」

そうだよな…本物(実物)に触れもしないでわかったつもりになってることって多いよな。そんなことを感じた週末でした。