面白南極料理人

という本を読みました。いろいろあってションボリしていたのですが
館長が見かねてか、そんなの全く関係なしにか貸してくれたものでした。

面白南極料理人

面白南極料理人

食べ物の話は良いですね。直接人間の「生」の部分を刺激してくれるというかなんというか…
この本はもともとWebで発表されたエッセイをまとめたものだそうで、購入しなくても(というかこっちのほうが写真とかも多い、しかもカラー)で楽しめます。お読みになりたい方はこちら

前半の「おもしろおかしさ」に比べ、後半の冬の部分はやはり「冬」ですね。でも”冬来たりなば春遠からじ”ということを信じて「前向きに進む」ということが大事なんですね。

実は今月末に生まれて初めて10日間も旅行するという経験をします。それもほとんど知らない人たちと…、しかも外国… 南極には比べようも無いけれど不安はあったわけでして…

しかし、館長のもくろみ通りか、はたまたおいらの勝手な思いこみか、読後にはなぜか元気が出て、東北のクマソオヤジ42歳も「よっしゃ、いっちょ楽しんじゃいましょうか。なにさでも首つっこんでみっぺ」なんて気分になるわけですから「ションボリ」っていってもそんなもんだったということになりますね。
帰ってきてから「あーまた行きてー」ってのも困るかも知れませんが、この本の著者西村さんのようにご一緒した人と交友が続いて行くようだといいなぁ…と思いました。